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カテゴリ:未分類( 1 )
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2008年 11月 20日 |
バラについてネットで調べたことをまとめてみました。 ^^

バラは毎年数百種ずつ新しい品種が生み出されていますが、人気のないものは淘汰されてなくなり、
実際に残るのは数種類ぐらいのようです。全5万品種はあるとも言われています。

系統については、まず以下の3つに大きく分けることができます。

★ワイルドローズ(原種、野生種)
 原種、野生種ともいい、野生のバラをいいます。約7000万年前のヒマラヤ山系が起源といわれています。
 その後、乾燥に強い品種が中近東をたどり西欧へ、湿潤に順応した品種が東アジアへ分布していったとされています。
 原種のバラは北半球にのみ分布し、その種類は100~200種程度とされていますが、突然変異や地域変種が多く、
 実際の数字は分かっていません。
 現在の主流であるハイブリッド・ティのような四季咲き性や花の豪華さはありませんが、豊かな香りを持つ種が多く、
 ローマ帝国の時代より香水の原料とされてきました。

★オールドローズ(19世紀以前にヨーロッパで栽培されていた古典的な品種や原種系)
 ハイブリッド・ティの第1号であるラ・フランスが作出された1867年以前に改良品種として存在した種類の総称です。
 系統的な分類は大変難しく、また、種類によっても性質が異なるため、管理が難しいとされています。
 しかし、ほとんどのハイブリッド・ティでは失われてしまった豊かな香りを持っているものが多く、
 昨今の原種回帰の風潮も手伝って、近年非常に人気が高い系統です。
 ナチュラルな花形、芳醇な香りが特徴です。多くが一季咲きで、半つる性を特色としています。
 (1867年以降に作出されたバラでも、この系統の流れをくむものはオールド・ローズに分類されます。)

★モダンローズ(今日栽培されているもの)
 ラ・フランス以降に作出された、新系統のバラの総称。現代バラともよばれます。
 それまで一季咲きだったものが、チャイナ・ローズとの交配で完全な四季咲き性となりました。
 キリッとした美しい花形も特徴の一つです。


ワイルドローズ(原種)で、品種改良に使用された主な系統についての説明です。

★ロサ・ムルティフローラ(Rosa mulitiflora) (ノイバラ)
 日本原産。房咲き性の系統の基となっています。

★ロサ・ウィクライアナ(Rosa wichuraiana)(テリハノイバラ)
 日本・台湾原産。ツルバラの基となっています。

★ロサ・キネンシス(Rosa chinensis)(コウシンバラ)
 中国原産。四季咲き性の系統の基となっています。

★ロサ・ギガンティア(Rosa gigantea)
 中国原産。お茶の香りと剣弁の基となっています。

★ロサ・ガリカ(Rosa gallica)
 西アジア~南ヨーロッパ原産。最古の栽培歴史をもつバラです。
 真紅の基となっています。

★ロサ・ダマスケナ(Rosa damascena)
 ロサ・ガリカと、西アジア原産のロサ・フェニキア(Rosa phoenicia)とが自然交雑されて生まれたものです。
 香りの高い系統の基となっており、ダマスク香と呼ばれるバラを代表する香りをもつバラとなりました。
 すでに5枚の花弁ではなくて20枚くらいの花弁を持っています。
 バラは雄シベがたくさんあり、雄シベは花弁に変化しやすい性質があるため、
 八重咲きになりやすいという特性をもっているのだそうです。

★ロサ・アルバ(Rosa alba)
 ロサ・ダマスケナと、ヨーロッパではもっとも普遍的なロサ・カニーナ(Rosa canina)とが
 交雑されて生まれたものです。白色、半八重咲き系統の基となっています。

★ロサ・ケンティフォリア(Rosa centifolia)
 ロサ・ダマスケナとロサ・アルバとが交雑されて生まれたものです。
 大輪系で花弁が多い品種の基となっています。

★ロサ・フェティダ(Rosa foetida)
 中東(グルジア)原産。黄花品種の基となっています。


オールドローズの主な系統についての説明です。

★ランブラー・ローズ(Rambler Rose) 略号:R
 「テリハノイバラ」をもとに改良されたつる性種です。

★ポリアンサ・ローズ(Polyantha Rose) 略号:Pol
 ロサ・キネンシス・ミニマ(ロサ・キネンシスの矮性種)にロサ・ムルティフローラが交雑されてできた系統です。
 花径3~5cmの房になって咲く系統。品種によっては数え切れないほど咲きます。
 四季咲き、繰り返し咲きが多く、主に木立や半つる性。花色は多彩で色彩に富んでいます。

★チャイナ・ローズ(China Rose) 略号:Ch
 中国四川省、雲南省原産で紀元前数千年から中国で栽培されていたロサ・キネンシスを祖先とします。
 庚申(コウシン)”かのえさる”の日のように60日間隔で花が咲くという意味で、
 同義である四季咲き性をもたらした重要な系統です。

★ティー・ローズ(Tea Rose) 略号:T
 ロサ・キネンシスにロサ・ギガンテアが自然交雑されてできたものと考えられています。
 多くは木立ち性で四季咲き性がはっきりとあり、剣弁咲きになるものが多くあります。
 モダンローズの多くは、ギガンテアの紅茶の香りを引き継いでいます。
 花径は8~10cmくらい。花色はクリームサーモンピンクとアイボリーの色彩に富んでいます。

★ガリカ・ローズ(Gallica Rose) 略号:G
 近東(エジプト・イラク・トルコ・シリア・イスラエルなど)から小アジアに自生していたものが栽培され、
 最古の栽培歴史を持つロサ・ガリカを祖先とするものです。
 現代バラの持つ濃紅の花色はガリカによるものとされています。

★ダマスク・ローズ(Damask Rose) 略号:D
 ロサ・ガリカとロサ・フェニキア(R.phoenicia)の自然交雑種と思われるロサ・ダマスケナを祖先として、
 多くの園芸品種が作られました。
 香油成分に富みダマスク香と呼ばれる濃厚な芳香を放ち、現在でもブルガリアを中心に香料原料として栽培されています。

★アルバ・ローズ(Alba Rose) 略号:A
 ロサ・アルバを祖先とするものです。
 白色系の半八重大輪系でロサ・ケンティフォリアにつながる系統になります。
 「アルバ」とはもともとは聖職者の着る白い長衣をさしています。

★ケンティフォリア・ローズ(Centifolia Rose) 略号:C
 ロサ・ケンティフォリアを祖先とするものです。英名ではキャベッジ・ローズともいいます。
 ケンティフォリアとは百枚花弁と言う意味で、花弁の多さをあらわしています。

★ポートランド・ローズ(Portland Rose) 略号:P
 チャイナローズの四季咲き性がヨーロッパに導入されて交配に関わった最初の系統であると考えられています。
 元になったのは、1780年ごろイタリアのナポリ近くのバラ園で発見されたバラで、
 名前は発見者の英国領主ポートランド公爵夫人に因んでいます。

★ブルボン・ローズ(Bourbon Rose) 略号:B
 ロサ・キネンシスとロサ・ダマスケナの自然交雑から生まれたとされる系統です。
 1817年にアフリカのマダガスカル島近くのブルボン島(現・レユニオン島)で発見され、フランスで栽培・改良されました。
 花弁数が多く、形のいい花がたくさんつき、花色も豊富で愛好家の多い系統です。

★ハイブリッド・パーペチュアル・ローズ(Hybrid Perpetual Rose) 略号:HP
 19世紀の中頃、主にブルボン、ポートランド、チャイナ系のバラの交配によって作出されました。
 現在のつるばらに近い樹形。軸のしっかりした枝で、半つる、つる性が大部分を占めます。
 花色はホワイト、ピンク、クリムソンとバリエーションに富んでいます。
 花径は10~12cmくらい。返り咲きのある品種が多く、さまざまな香りがあります。


モダンローズの主な系統についての説明です。

★ハイブリッド・ティー・ローズ(Hybrid Tea Rose) 略号:HT
 大輪のハイブリッド・パーペチュアル・ローズと四季咲きのティー・ローズが交配されて生まれました。
 四季咲き性で大輪咲きの木バラで、1茎に1輪咲かせるタイプです。耐寒性、強健の性質を持っています。
 樹高は1~1.8mくらいで、花径は10~15cm。花色は豊富で、剣弁高芯咲きになるものが多くあります。

★フロリダパンダ・ローズ(Floribunda Rose) 略号:F
 ハイブリッド・ティー・ローズと四季咲きのすごく小さなポリアンサ・ローズが交配されて生まれました。
 四季咲き性で中輪房咲きの木バラで、1茎にたくさんの花を咲かせるタイプです。
 樹高は0.7~1.2mくらい。

★グランディフローラ・ローズ(Grandiflora Rose) 略号:Gr
 ハイブリッド・ティー・ローズとフロリバンダ・ローズが交配されて生まれました。
 大輪・房咲き、花も多く四季咲き性で、丸弁もしくは半剣弁の花弁を持ち、耐病性があります。
 ただし、この分類は、アメリカバラ会のみが採用しているもので、以下の条件があります。
 (1)比較的背が高く成長すること。
 (2)四季咲きで房咲になることが多いが個々の花梗も切花に出来るほど長いこと。
 (3)花の大きさはハイブリッド・ティー・ローズ程でなくてもよいがフロリバンダ・ローズの平均よりは大きいこと。
 (4)蕾や花の形はハイブリッド・ティー・ローズの標準に準じていること。

★ミニチュア・ローズ(Miniature Rose) 略号:Min
 ポリアンサ・ローズ(オールドローズ)とロサ・キネンシス・ローズ(原種)の矮性種(ロサ・キネンシス・ミニマ)
 が交配されて生まれました。四季咲き性で、小輪ながらたくさんの花をつけます。
 樹高は20~60cmくらいで、花径は2~5cm。

★クライミング・ローズ(Climbing Rose) 略号:Cl
 ぐんぐんと枝が上に登っていく「つる状」のバラがクライミングです。
 クライミングの種類はテリハノイバラ(原種)などを改良したものと、木立ち性の品種が突然変異したものを
 改良したバラに分けられます。
 突然変異で出た品種は、「つるピース」のように、元となった名前に「つる」を冠して言います。
 フェンスなどに這わせるときれいです。

★シュラブ・ローズ(Shrub Rose) 略号:S
 一つのタイプを言い表すのではなく、木バラとつるバラの中間の系統で、原種間の交雑種とその改良種を
 総称する便宜上の系統です。半つる状に立ち上がったあとに枝が曲がって下がるのが特徴です。
 細分され、ハンギング・ローズ、クリーピング・ローズ、パーク・ローズ、ランドスケープ・ローズに分けられることがあります。
 オールド・ローズの園芸種の多くのものが含まれ、花がきれいで香り高い品種が多くあります。

★イングリッシュローズ(English Rose) 略号:ER
 オールドローズとモダン・ローズの交配によって生まれた新品種で、イギリスの育種家、デビット・オースチン氏
 によって生み出されました。
 オールドローズの花形、香りに加え、モダンローズがもつ豊富な色彩と四季咲き性を兼ね備えたバラで、
 育てやすいことから、特に近年、人気が高まりつつあります。
 同様の特徴をもつものについてもイングリッシュローズとよぶことがありますが、商標名(ブランド名)となります。
 分類については定まっていないところもあり、新系統として分類されることもあれば、モダンローズのシュラブ(S)
 またはクライミング(CL)に分類されることもあります。

以上の内容をもとに、自分なりの系統図を作ってみました。
jpg画像にしているので、ちょっと見づらいかもしれませんが、ご容赦ください。^^;
f0167219_5173533.jpg


続いて、いろいろな分類分けについて、以下にまとめてみました。

◆開花(1年に咲く回数)による分類
一季咲き  :春を主として、年に1度だけ咲くもの。年に1回咲くパワーを集中するので、見事なものが多いです。
四季咲き  :冬以外通年咲くもの。少しずつ何回か連続的に咲くものと返り咲きをするものがあります。
       終わった花を切ると、そこから脇芽を出し、その芽が成長して蕾を付けます。
       成長が旺盛なアイスバーグなど、毎月花を付けるほど繰り返し咲くものもあるようです。
       ツルバラの場合は四季咲きと言っても樹にパワーを取られるため、花の量は初夏を10とすると秋は1か2程度となります。
返り咲き  :春がメインで開花し、春以降不定期(秋が多い)にもう一度開花するもの。
繰り返し咲き:春の開花後も同じ枝に何度か繰り返し咲くもの。四季咲きに近い。

◆花弁の枚数による分類
八重咲き  :花弁の数が20枚以上のもの。花弁が開ききるまで芯が見えない。
半八重咲き :花弁の数が10~25枚くらいまでのもの。芯が見えるものが多い。
一重咲き  :花弁の数が5枚のもの。原種のバラに多い。

◆花弁(1枚)の形状による分類
剣弁咲き  :花芯は比較的高く、花弁の先が下方に反り返り、上方からみると剣先のように尖っているもの。
半剣弁咲き :花芯は高いが、花弁の反り返りはゆるく、やや丸みを帯びた形をしているもの。
丸弁咲き  :花芯は高いが、花弁は反り返らないで丸い形をしているもの。
波状弁   :花びらの先が、波状にウェーブしているもの。

◆花弁(全体)の形状による分類
高芯咲き  :花弁が中心からむけるように開いて、中心の芯が高いもの。
盃状咲き  :花芯は比較的低く、花全体の形が盃状をしているもの。
抱え咲き  :外側の花弁が下に降りずに中心を抱え込むようにして開いているもの。
カップ咲き :外側の花弁がティーカップ状に全体を包んでいるもの。オールドローズ、イングリッシュローズに多い。
ロゼット咲き:花弁が内側に向うほど小さくなり、花弁が重なり合って平らに並ぶような咲き方のもの 。
ポンポン咲き:小さな花弁が数多くあり、中央部が盛り上がるように半球状に並んでいるもの。
クオーター咲き:花の中心が1点にならず、2~5つぐらいに分かれ、小さな花弁が規則的に並んだもの。
平咲き   :原種に多く、花が開ききると花びらが平らになるもの。
芍薬咲き  :その名の通り、シャクヤク(芍薬)の花のような咲き方のもの。

◆花色による分類
覆輪       :花弁の縁に色がつくもの。
絞り(ストライプ):花弁が2色のゼブラ模様になるもの。
複色(バイカラー):花弁の表と裏で色が異なるもの。
色変わり     :花が咲くにつれ、色が変化するもの。

◆木の形態による分類
・ブッシュローズ(木バラ)(木立ち性)
  茎が堅く、分枝しながら伸びるタイプのバラ。ハイブリッド・ティーやフロリバンダ系統が含まれる。
  直立性のもののほか、横に向かって枝が伸びるものとがあります。
  いずれも、支柱を必要としない、自立できるタイプのものです。
・シュラブローズ(半ツルバラ)(木立ち性、半つる性)
  モッコウバラのように茎が株もとから分かれてゆるい弧を描いて伸びるもの。
  または直立するものの枝が自然に垂れ下がってくるもの。
  つる性と木立性の中間的なものです。修景用バラなどがこの種類です。
・クライミング(横張り性、つる性)
  ツル性のばら。枝が2m以上になり、他のものにからまりながら伸びる。
  枝がつる状に伸びるタイプ。上に向かって伸びるほか、横や水平方向に枝を伸ばすものがあります。

◆香りによる分類
・ダマスク・クラシック
  特徴:ダマスク・ローズの濃厚な甘さと、ガリカ・ローズの華やかさを兼ね備えた香りです。
     香水の原料としてよく使われています。
  代表品種:芳純
  効能:鎮静
・ダマスク・モダン
  特徴:ダマスク・クラッシックの香りを受け継ぎながら、芳香がより洗練された香りです。
  代表品種:パパ・メイアン
  効能:鎮静、スキンケア効果
・ティー
  特徴:紅茶の缶を空けたときのような、爽やかで軽やかな感じの香り。優雅で気品を感じさせる。
  代表品種:レディ・ヒリンドン
  効能:鎮静、抗ストレス
・スパイシー
  特徴:ダマスク・クラッシックの香りを基調としながら、料理などに使われるクローグの香りが混ざったような、
     少しツンとした酸味のある香りです。日本原産のハマナスの香りにも似ています。
  代表品種:デンテイペス
  効能:鎮静
・ブルー
  特徴:ダマスク・モダンとティーの香りの成分が混ざった独特な香りです。紫系のバラ特有の香りとされています。
  代表品種:ブルー・ムーン
  効能:鎮静、集中力アップ
・フルーティ
  特徴:ダマスク・クラシックとティーの成分が混じり、果実のような少し甘めの香りです。
     二つのバランスで、ピーチ、アプリコット、アップルなどと様々に表現されます。
  代表品種:ダブル・ディライト
  効能:鎮静、安眠
・ミルラ
  特徴:ミルラとは没薬のことで、古代において防腐剤として使われていた薬草です。
     ただし、バラの香りの分類でミルラというときは、没薬よりもアニスに似た香りともいわれます。
     イングリッシュローズに多い香りで、独特の甘さをもちます。
  効能:鎮静、抗ストレス

◆香りの強さの表し方
・強香(Very Fragrant)
・芳香(Fragrnt)
・微香(Slightly Fragrant)
濃香、強香、中香、微香、無香と表す場合もあります。
バラの香りを存分に味わうには、ちょうど花弁の半開の状態がよいそうです。
時間帯は、午前9時から10時頃で15℃~20℃ぐらいの気温状態がベストだそうです。


まとめるに当たって、主に以下のページを参考にさせていただきました。
http://is.nuis.jp/~hirokawa/keitou2.html
http://www.d1.dion.ne.jp/~papillon/roses/old/hf_or_001.html
http://www.keihan-engei.com/know/know01.html
http://www.hpmix.com/home/hanayaka/AI2.htm
http://rosede.michikusa.jp/rose-toukei.htm
http://www.otakaki.co.jp/faq/rose_info.html
http://www.keisen.ac.jp/univ/session/pdfs/e4-03.pdf
http://rosede.michikusa.jp/rose-kaori.htm
http://www.roseraie.jp/variety_modern.html
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by hisaaaki | 2008-11-20 00:44 |
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